
内村 秀平
2020年入職
都城市障がい者(児)基幹相談支援センター
- 2020年地域福祉課 地域福祉係
姫城地区、五十市地区を担当
民生委員児童委員事務局を担当 - 2022年サテライト統括室 高崎サテライト
高崎地区を担当
宮崎福祉医療カレッジ 社会福祉士学科通信課程を卒業
令和5年度 社会福祉士の国家試験に合格 - 2025年都城市障がい者(児)基幹相談支援センター
障がいのある方の個別支援部門に異動
都城市社協を目指したきっかけ
東京の大学に進学していましたが、地元に帰って就職したいという気持ちが強かったので、都城の求人情報を検索していたとき、「まちおこし」「地域おこし」のキーワードでヒットしたのが都城市社会福祉協議会でした。
大学で福祉を専門的に学んだわけではないので、社会福祉協議会が何をしているのか全体像を把握しきれないまま採用試験に臨んだというのが正直なところです。

仕事のやりがい
私たちの仕事の成果は、数値化することが難しいです。商品を販売する一般企業のようにノルマに追われることはありませんが、その代わりに自分がやっていることが本当に正しいのか迷ってしまうことも多いです。
入職してすぐに姫城地区を担当して、次に地元の五十市地区、そして高崎地区を担当しましたが、それぞれの地域の方々と一緒に福祉活動を作り上げていく過程にとても充実感を覚えました。都城市社協は「結果」だけではなく「過程」を評価してくれる風土なので、失敗を恐れずに新しいことへもどんどんチャレンジできます。極端な表現ですが、地域のためなら「何でもできる」のが私たちの仕事の醍醐味です。
高崎地区では毎年1回、「映画まつり」を地域の皆さんと一緒に作り上げたのも想い出深いです。作品選定からチラシ・ポスター作成、チケット販売から当日の受付もぎりまで、心に残るイベントを経験することができました。

これからの夢
私は幼いころから卓球漬けの生活を送ってきました。今でも現役選手を続けています。大学では念願だった全日本選手権でも好成績を収めることができたので、実業団のある企業への就職も考えましたが、最終的には法人として選手生活を全面的に応援してくださる都城市社協に決めました。国体や全日本選手権などの遠征で長期休暇が必要なときでも、上司が配慮してくださったり、仲間が仕事を分担してくれたりなど、とても理解のある職場に感謝しながら卓球を続けています。
職場や地域の皆さんの応援を励みに、生涯現役をめざしてがんばりたいと考えています。夢は「社会福祉士で卓球日本一!」です!自分が担当する地区の公民館を回って、卓球サロンも開催してみたいです!


採用試験を検討されている方へメッセージ
就職前は、Word・Excelなどを使った事務処理能力に不安がありましたが、現場で実践しながら自然と身についてきた実感があります。
仕事で「何でもできる」自由度は、「マニュアルがない」ことでもあります。何もないところから新しい活動を作り出すことに楽しみや、やりがいを感じる方のほうが合っている職場だと思います。
社協の仕事の基本は、人とのコミュニケーションです。「話す」機会も多いですが、「聞く」機会も多いので、相手の話に耳を傾けられる能力も必要だと思います。
現在は同世代の仲間が多いので、仕事上の悩みなどを相談しやすい雰囲気もあります。「メンター制度」もあるので、新人職員は先輩職員と毎月1回じっくり話してアドバイスを求めることもできます。
私自身、採用試験のときには「社会福祉士」を取得していなかったので、入職後に職場のサポートを受けながら仕事と勉強を両立させて、昨年無事に合格することができました。スポーツ選手を応援する職場の雰囲気や、互助会のサークル制度が充実している点、資格取得をめざす職員を全面的にバックアップするなど、都城市社協は職員のワークライフバランスを重視している印象を受けます。
福祉が専門外という方でも、「地域おこし」「地域づくり」などに興味がある方は、ぜひ応募を検討されてみてください。私のように卓球などの特技を仕事に直接活かせる職場でもあります。仕事と自分の興味を融合させたいと考えている方にもお勧めします。