その3『ショーンズ、“隠れ天使”編』
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「私は宇宙人ショーンズ。」
「この惑星の点字図書館とボランティアさんとの関係を調査してみた」
〔ボランティア〕
「今日は、ここにいたわね“隠れ天使”!」
「掛け時計の針の中心だったから見つけやすかったわ!」
〔ショーンズ〕
「ん、隠れ天使?」
「施設内で活動されるボランティアさん向けに、“来館する楽しみを!”と企画している天使のことか!」
「手触りの違う紙を組み合わせて作ってある体長8センチの天使で、実にかわいい!」
「日によって、居場所を移動しているので、探す楽しみもあるというわけか!」
〔ボランティア〕
「この天使は、時々場所を移動しながら、ボランティア活動を応援したり、利用者さんの幸せを願っているらしいわよ!」
「ちょっとした遊び心のコミュニケーションというわけね!」
〔ショーンズ〕
「なんでも、最近はボランティアさんが、帰り際に動かすなどされるので、職員も楽しみにしているようだ!」
「そうか、それなら点字図書館ではなく、天使図書館と呼ぶように館長に提案しよう…」
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=視覚障がいのある皆様へ=
事務所には、隠れ天使の双子の弟がおりますので、ぜひさわってお楽しみくださいませ。