『いつまでも、誰かの読書のために!』(点字図書・録音図書)

他県の視覚障がい者の方より、点字のお手紙をいただきました。

「都城で製作された点字図書を読みました。とても感動したので手紙をかきました…」と、本の感想や、ご自身の境遇などがしたためられていました。

この図書の点訳者は、ご高齢のため7年ほど前に点訳ボランティア活動に終止符をうたれた方です。

今は高齢者施設で生活されていらっしゃいますが、これまで製作された点字図書は、今でも多くの方にご利用いただいております。

この点訳者に限らず、ご高齢や健康上の理由、あるいはご家庭の事情等で点訳・音訳活動を継続することができなくなったボランティアの方々が製作された図書も同様に、視覚障がい者の方々に、たびたびご利用いただき、読書バリアフリー化の一端を担っております。

点訳・音訳ボランティア活動の成果は、今日も、誰かの“読書の楽しみ”に役立っています。

※写真は、リタイアされた点訳・音訳ボランティアの方々が製作された図書を手にする館長です。

Posted by 点字図書館

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