【都城で最初に製作した図書は?】
都城市点字図書館で製作し、最初に完成した点字・録音図書をご紹介します。
いずれも、昭和63年に完成登録した図書です。
(都城市点字図書館は、昭和62年10月1日に開館)
■点字図書・第1号
※『男どき 女どき』 向田 邦子〔著〕
時の間にも、男時(おどき)・女時(めどき)とてあるべし(「風姿花伝」)
人は毎日小さな感銘に助けられて生きている。最後の小説とエッセイを所収、人生の〈大切な瞬間〉を綴った作品集。(点字盤で点訳した手打ち点字図書です)
■録音図書・第1号
※『愛が裁かれるとき』 澤地 久枝〔著〕
愛し合ったはずの夫婦がなぜ別れねばならないのか?
家庭裁判所の門をくぐった十五のケースを通して現代の愛のかたちを鋭く浮きぼりにするドキュメント<離婚>(カセットテープ図書のみ)
=写真=
テープ図書『愛が裁かれるとき』を持つ都城市ボランティアセンターの橋本さん(左)と、点字図書『男どき 女どき』を持つ館長です。
「これまで多くの点訳・音訳ボランティアさんに支えられてきたのですね」と橋本さん。