・辻 真先〔著〕
・3巻 460ページ
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暑い・狭い・うるさい3拍子揃った愛の巣を営む智佐子・克郎の新婚夫婦に、願ってもない話がとびこんだ。
箱根湯本にある敷地3000m2の豪邸を、しばらく使ってくれないか―
もちろんOK、即座に2人はお引っ越し。
だがロマンスカーで新居に帰宅した克郎は、さっそく死体とご対面。
それも、たしか電車で隣り合って意気投合したばかりの美女。
おまけにその死体が、起き上がった…。
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*点訳…前島 久美子
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点字図書館
『心の眼で見る四季の風景』(市役所ロビー作品展)
【ご案内】『心の眼で見る四季の風景』(市役所ロビー作品展)
都城市役所1階ロビーにおいて、視覚障がい者の方がたの作品展を開催します。(写真)
期間は、11月1日(水)~30日(木)の1ヶ月間です。
音や香り、手触りなどで感じとった繊細な感性を、編み物、工作、文芸等で表現されています。
また、県立明星視覚支援学校の児童・生徒の力作も展示しております。
作品に込めたメッセージ(一例)をご紹介しています。
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絵を描いてみたいのですが、
盲目のためできません。
見えていた頃の記憶をたどって、
編み物で貼り絵にしました。
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※期間中、作品の入れ替えも予定しております。
また、視覚に障がいのある方は作品にふれていただくことも可能です。
市役所に御用の際は、ぜひご覧くださいませ。
『辻斬り 素浪人江戸日和』
【利用者さんの文芸作品ばこ】
以前ご投稿いただいた俳句より未発表の2作品ご紹介します。
◆残照や 山並みあかく 秋暑し
(ペンネーム「このは はづき」さん)
◆孫呼んで 朝顔の色 知りたくて
(ペンネーム「たきじろう」さん)
写真はイガグリです。
【利用者さんの文芸作品ばこ】
8月にご投稿いただいた文芸から、ご常連と新人さんの作品をご紹介します。
ペンネーム「このは はづき」さん
◆彼岸花 夢を見てたの まだ早い お寝坊しても 十分間に合うよ
ペンネーム「まごずきん」さん
◆孫去りて 畳にポツンと 線香花火
= 写真の説明 =
全盲の利用者さんから頂いた、お洒落な壁飾りです。
大きさは、直径10㎝、厚さ4cm。
読み終わった点字新聞を利用したコースターの上に、樹脂粘土で作ったバラの花が飾ってあります。
「見える人に、着色や貼り付けを手伝ってもらいましたので…」とご謙遜なさっていらっしゃいましたが、とても素敵な出来栄えです。
【利用者さんの文芸作品ばこ】
7月にご投稿いただいた文芸から3作品をご紹介します。
ペンネーム「このは はづき」さん
◆日曜日 世の端っこまで 平和にと 祈る人々 感動感謝の朝
ペンネーム「トポロジーじじい」さん
◆カタカムナ 何を思わん縄文の 人の心の 崇高なりき
ペンネーム「あやの りょうや」さん
◆梅雨明けて 湧き水溜まり あめんぼう サーフィンしてる スイスイスイと
= 写真の説明 =
当館で人気上昇中のペーパークラフト「アカウミガメ」です。
この作品も読み終わった点字新聞で作っています。
そのため両面点字の凸凹の効果で、質感がリアルな感じです。
全長約25㎝ですが、龍宮城へ連れて行ってくれそうな…
そんな作品です。