本日(21日)、明道小4年生の児童(約30名)が施設見学と点訳体験のため来館されました。(写真)
点字校正作業、デイジー編集作業、書架と貸出し作業、様々なバリアフリー図書の見学や説明では、活発な質問が続き、関心の高さがうかがえました。
また、点訳体験でも熱心に取り組まれていました。
今回の経験が、視覚障がい者理解に繋がりますとうれしく思います。
本日(21日)、明道小4年生の児童(約30名)が施設見学と点訳体験のため来館されました。(写真)
点字校正作業、デイジー編集作業、書架と貸出し作業、様々なバリアフリー図書の見学や説明では、活発な質問が続き、関心の高さがうかがえました。
また、点訳体験でも熱心に取り組まれていました。
今回の経験が、視覚障がい者理解に繋がりますとうれしく思います。
【クリスマスツリー@情報ボックス!】
「都城まちなかイルミネーション」のスタートに合わせて、市立図書館・1階ホールの『点字図書館:情報ボックス』にクリスマスツリーを展示しました。
*読み終わった点字新聞を使用したペーパークラフトです。
また、飾り付け用のガーランドも点字用紙の片ミシン部分で作ったラッキースターを繋ぎあわせたものです。
そのほかにも点字・音訳資料や関連情報もご用意しております。
Mallmallへお出かけの際は『情報ボックス』に、お立ち寄りくださいませ。
【自己啓発や社会参加のために】
当館の利用者サービスの一つに自己啓発や社会参加のための支援があります。
これは、視覚障がいのある方の余暇活動や、社会参加をサポートすることで、ご活躍の場を広げていただければと取り組んでいるものです。
今回は、音楽愛好家の八木敏男さんが、週末の19日(日)にご出演されるコンサートで
使用される曲の編集作業をサポートいたしました。(写真)
*****
このサービスのご利用にあたりましては、当館へのご登録と、事前のご予約が必要となります。
よろしくお願いいたします。
★宇宙人ショーンズシリーズ、期間限定で復活★
その4『サロンは宇宙人だらけ!編』
*****
「私は宇宙人ショーンズ。」
「この惑星の点字図書館『ぶらいゆサロン』に潜入してみた」
「ここが、サロンの会場か!」
「なんでも、点字の考案者:ルイ・ブライユにちなんで『ぶらいゆサロン』と名付けたそうだ」
「今日は、初めて参加する方もいて、少し緊張気味みたいだな」
「えっ、参加者をよく見ると宇宙人だらけじゃないか!」
「宇宙人・チヨオコ、ヤアギ、クーニーコ、ヨシーイダ、カドオタ!!」
「確認できるだけでも5名の宇宙人がいる。いや、私も含めると6名だ。」
「まさか!? あんなに緊張していた初参加の方まで頭にツノが生えている。」
「実にノリがいい! いや、やはり宇宙人だったのか!?」
みなさま、宇宙人に会いたい方は(?)…、
いやいや、もとい、視覚障がいのある方々のサロン『ぶらいゆサロン』への参加をご希望される方は、点字図書館までご連絡ください。
*****
※『ぶらいゆサロン』とは?
視覚に障害のある方や、ガイドヘルパー、支援者等が参加され、編み物や共通の趣味の話題、生活する上でのヒントなどを楽しくおしゃべりしながら学んでいくサロンです。
その3『ショーンズ、“隠れ天使”編』
*****
「私は宇宙人ショーンズ。」
「この惑星の点字図書館とボランティアさんとの関係を調査してみた」
〔ボランティア〕
「今日は、ここにいたわね“隠れ天使”!」
「掛け時計の針の中心だったから見つけやすかったわ!」
〔ショーンズ〕
「ん、隠れ天使?」
「施設内で活動されるボランティアさん向けに、“来館する楽しみを!”と企画している天使のことか!」
「手触りの違う紙を組み合わせて作ってある体長8センチの天使で、実にかわいい!」
「日によって、居場所を移動しているので、探す楽しみもあるというわけか!」
〔ボランティア〕
「この天使は、時々場所を移動しながら、ボランティア活動を応援したり、利用者さんの幸せを願っているらしいわよ!」
「ちょっとした遊び心のコミュニケーションというわけね!」
〔ショーンズ〕
「なんでも、最近はボランティアさんが、帰り際に動かすなどされるので、職員も楽しみにしているようだ!」
「そうか、それなら点字図書館ではなく、天使図書館と呼ぶように館長に提案しよう…」
*****
=視覚障がいのある皆様へ=
事務所には、隠れ天使の双子の弟がおりますので、ぜひさわってお楽しみくださいませ。
当館をご利用いただいている八木敏男さんが、バリアフリーコンサート『ガラ・コンサート』にご出演されます。
*日時:11月19日(日)
・開場 13時
・開演 13時30分
*場所:森の駅・エムズガーデン「エムズホール」(都城市乙房町)
*入場無料
=主催・お問い合わせ先=
NPO法人 H・Pミュージック・サポート 電話080‐5210‐8144(牧原)
写真は、主催者代表の牧原様です。
その2『ショーンズ、芸術との遭遇編』
*****
「私は宇宙人ショーンズ。」
「この惑星の“芸術”という文化を調査するために作品に近づいてみた!」
「ショーンズさん! 11月末日まで開催の市役所ロビー作品展『心の眼で見る四季の風景』、とっても感動しました!」(Aさん)
「見えない方が、香りや音や手触りなどで感じたものを作品にされたそうですが、素敵な作品ばかりでした。」(Bさん)
「見えていた頃の記憶を辿って制作されたっていう作品もあったし…」(Aさん)
「見えなくても制作できるのか!? 私の惑星の人類を超えた能力だ!」(ショーンズ)
「ところで、ショーンズさんが触れている作品は、明星視覚支援学校のぶどうぐみ・陽來梨ちゃんと、りんごぐみ・あかりちゃんの作品らしいですよ」(Aさん)
「これも素晴らしい作品だ。紙に皴をつけて作った朝顔か! ショーンズさんも紙でつくってみたらと言われたが…、
ワシ(和紙)だけではできません!」
*****
【ご案内】『心の眼で見る四季の風景』(都城市役所ロビー作品展)開催中です。
ぜひご覧くださいませ。
その1『ショーンズ、点字に出会う編』
*****
「私は宇宙人ショーンズ。」
「この惑星の“点字”という文字を調査するために、点訳ボランティアさんに近づいてみた!」
「ショーンズさん!現在、使用されている点字って、1990年にパリ訓盲院の〝ルイ・ブライユ〟によって考案されたものなのよ。」(ボランティア)
「ボンジュール! メルシー! エスカルゴ(?)フランス生まれなのか! そういえば、フランス発祥のお菓子“マシュマロ”に感じが似ているな!」(ショーンズ)
「ちょっとビミョー」~影の声~
「日本点字は東京盲唖学校の教員だった石川倉次(いしかわくらじ)によって翻案され、1890年に制定されたものなんですよ。」
「日本では明治時代から使われ始めたのか!」(ショーンズ)
「点訳には様々な規則があるから、早く覚えないといけないよ!」(ボランティア)
「いやいや、慌てることはない。点字だけに“ボツボツ”で構わない!」(ショーンズ)
点字の読み書きを思うように習得できない中途視覚障がい者の方が口にされる言葉「魔法の指が欲しい!」
でも、マイペースで大丈夫。
点字がわかるタイミングは人それぞれ!
焦らず、一緒に練習しましょう。
当館は、皆さまがご自分のペースで点字の触読ができますようご支援いたします。
******
本日(11月1日)は『点字記念日』(日本点字制定記念日)!
日本点字は、1890年に〔世界で使用される〕ブライユ点字をもとに、石川倉次(いしかわくらじ)によって考案されました。
当時、日本語点字の採用にあたっては3つの案が検討され、石川案が、東京盲唖学校の選定会で正式に採用されました。
採用された日が1890年11月1日であったことから、後に11月1日が『点字記念日』と定められました。
現在では“点字”は視覚障がい者が読み書きするために有効な文字として、広く使用されています。
今後も、質の高い点字図書・資料等の製作や、視覚障がい者の方々への読み書きのご支援に努めてまいります(館長)