「霧島ティータイムズ」(第464号)
※ 点字図書館ワーキングポリシー
「あったかサポート やくだちインフォ!」
*インフォとは、インフォメーション(情報)の意味です。
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目次
- 降っても、晴れても
- イベントのご案内
- 福祉会通信(都城)
- 読者作品ばこ
- 友の会メロディ(第241回)
- お薦めデイジー図書のご紹介
- 新刊案内(デイジー図書及びテープ図書)
- 新刊案内(点字図書)
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① 降っても、晴れても(館長エッセイ)
新年へのカウントダウンが聞こえてきそうな時節になってまいりました。
気づいてみれば、今年もあっという間に過ぎてしまいました。
そこで、昨年に引き続き今年の取り組みのいくつかを川柳風に振り返ってみます。
■『月一(つきいち)の 短歌・川柳 待ち遠し』
本誌の人気コーナー「読者作品ばこ」のファンも多いようです。
ご来館された方より「今回の作品は、特に良かったね。あのペンネームの方は、どなたなのですか?」等とご質問されることもあります。
もちろん、シークレット扱いで、どなたにも公開しませんが、それだけ文芸作品にご興味のある証拠だと思います。
でも、毎月の文芸を一番楽しみにしているのは、きっと私でしょう。
■『編み物で からだも心も ほっかほか』
今年も都城はもとより全国の方々に、点字版編み図をご利用いただきました。
編みあがったセーターやベスト、帽子などを身にまとってご来館される方、完成した編み物の写真を送っていただいた方もいらっしゃいました。
私たちの心まで、とても温かくなりました。
■『デイジーを 聞いて楽しむ 一人の夜』
いろいろなご事情で、一人暮らしをされるようになった方もいらっしゃいます。
そういった方々がよくおっしゃる言葉があります。
「一人で寂しい時でもデイジー図書の声が癒してくれます。物語の面白さもある
のですが、だれかが一緒にいてくれるような気がするんです」
■『子育ての ヒントを得たり 相談会』
当館では、当事者だけでなく、視覚障がい児や将来見えにくくなる可能性がある幼児・児童の保護者からのご相談にも対応しております。
相談会で得た情報やヒントを、これからの育児に生かしていただくとともに、子どもさん方の健やかな成長をお祈りいたします。
■『市役所の ロビー彩る 作品展』
今年も都城市役所ロビー展にご出展いただいた編み物、文芸、書などが高い評価をいただきました。なかには「譲ってほしいのですが、おいくらでしょうか?」と展示していた編み物をご覧になりながら、ご質問される方もいらっしゃいました。
ご出展いただいております皆さま方、いつもありがとうございます。
その他にも、点字図書・録音図書のご利用をはじめ、様ざまなイベントにご参加いただき、誠にありがとうございました。
来年も、皆さま方のご要望にお応えできますよう努めてまいります。
結びになりますが、皆様にとりまして、令和8年が素晴らしい年となりますようご祈念申し上げます。
② イベントのご案内
1月に文化ホールでイベントが開催され、当館では次のコーナーを担当します。
◎行事名『初春☆夢をつなごう 2026』
日時:1月18日(日) 13時~16時
会場:都城市総合文化ホール 1階ロビー
内容
*コーナー1「点字新聞で かざぐるま作り」
*コーナー2「点字名刺を作ろう」
その他にも様々な体験コーナーがございます。
ステージコーナーでは、当館をご利用いただいている方々もご出演されます。
③ 福祉会通信(都城)
夕陽が映え、過ぎし日の面影たちは、時間という波の間に没しつつあるこの頃、いかがお過ごしでしょうか?
特別に良いことはなくても、平穏で一日の長(才知や力量が少し優れていること)が良しとしたいものですね。
今年一年、会員並びに点字図書館職員の皆々様には大変お世話になりました。感謝でいっぱいです。来年も変わらずよろしくお願いいたします。
(令和8年1月の行事予定)
▼新春の集い
日時 25日(日曜日) 午前11時30分 受付 正午 開始
午後2時 終了予定
場所 未来創造ステーション 会議室(都城市立図書館広場側2階)
会費 1,000円程度
くわしくは、電話0986-24-7219(会長 八木)まで。
④ 読者作品ばこ
12月にご投稿いただいた作品です。
ペンネーム「このは はづき」さんの作品
◆良い子の献金 貯金箱 温もりの箱 皆に届け
ペンネーム「あやの りょうや」さんの作品
◆金御岳 サシバの南下 六千羽 南の島で 冬を越すのか
◆昼食後 いつもの散歩 五十分 川面に浮かぶ カモの群れかな
ペンネーム「はなちゃん」さんの作品
◆クリスマス 母の手料理 嬉しくて 三人家族の 温かき夜
◆幼き日 テーブルを囲みし 思い出 無口な父の 笑顔懐かしき
◆穏やかな 小春日和を 背に受けて ココアを飲みし 新年を待つ
ペンネーム「かさじぞう」さんの作品
◆熊騒動 何を思うか パンダちゃん
⑤ 友の会メロディ(第241回)
新しい脳とパソコン
音訳部 阿萬 里江
今日、パソコンを買った。正確に言うと、買いに行った。
今使っているパソコンがお疲れ気味だったこともあり、たまたま広告を見てこれが欲しいと思いお店に行ってみた。そこの販売員さんが尋ねる。
「今お使いのパソコンのメーカーは何ですか」「えーっ、何だっけ」私の頭の中がすっかりフリーズ状態に。次に「セキュリティーソフトは何ですか」「えーっ、何だっけ」その次「ネット環境は何ですか」またまた「えーっ、何だっけ」販売員さんはその度にニコニコ笑顔でいくつかの選択肢を出してくれ、私は「あーそれ、それ」と答えるのみ。まるで「それそれ」の早打ち連打。販売員さんは心の中で思ったかも。使っているパソコンが古いのではなく、このお客様の頭の中が一番バグっているのかもと。頭がパンク状態の私を相手にいろいろと説明してくださる。買いたいパソコンの性能は私が使うのに十分らしい。
これに決めた。
しかし、欲しかったパソコンはお取り寄せに。代金を支払い後、販売員さんが「お客様、この予約票だけは忘れずにご持参ください」と丁寧に手渡ししてくださる。今度お店に行った時は私の脳内まるごとリカバリーしてほしいものだ。
⑥ お薦めデイジー図書のご紹介
◎生きとし生けるもの 北川 悦吏子 5時間28分
【内容】
余命宣告をされた小説家の成瀬。メスを握れなくなった医師の陸。人は人生最後の旅に出る。力づよく温かい、心震える感動傑作。
◎ 推しの殺人 遠藤 かたる 8時間37分
【内容】
大阪で活動する3人組女性地下アイドルは、様々な問題を抱えて危機的な状況にあった。そのなかで、メンバーのひとりが事務所で人を殺してしまう。彼女の罪を隠蔽するため、3人は死体を山中に埋めることを決意する。
◎ 神様の定食屋 5 この雨が止んだら 中村 颯希 7時間33分
【内容】
憑依された死者とともに哲史が作るのは、羽根つき餃子、〆の焼きそば、冬瓜のスープ。湯気立つ温かな料理が、遺された人たちの心を癒していく。ところが順調なはずの哲史の日常は、「てしをや」にライバル店舗が登場したことで大いに乱されてしまう。
◎ 銀座「四宝堂」文房具店 上田 健次 7時間33分
【内容】
銀座の路地に佇む文房具店・四宝堂は、知る人ぞ知る名店。ミステリアスな青年・宝田硯が切り盛りする店には、様々な悩みを抱えたお客が訪れる。困りごとを抱えた人々の心が、思い出の文房具と店主の言葉で解きほぐされ…。
◎ コーチ 堂場 瞬一 12時間42分
【内容】
伸び悩む若手刑事のもとに警視庁本部から送り込まれる謎の男、向井光太郎。
その助言で成長した3人の刑事は、向井との関わりを語り合い過去を探り始める。
そして、向井の過去と、3人が取り組む女子大生殺害事件が交錯し…。
◎ その嘘を、なかったことには 水生 大海 8時間24分
【内容】
帰宅すると、自宅で見知らぬ男が死んでいた。あとから帰宅した妻に訊いても誰だかわからないというが…。
物語のラストでこれまでの景色が一変する「どんでん返し」の短編集。
◎爆弾 呉 勝浩 15時間2分
【内容】
都民1400万人を人質にとる無差別爆破テロ。
爆弾の在り処の手がかりは、容疑者と思しき中年男が出す“クイズ”のみ。
狭小な取調室の中で、正体不明の容疑者と警察の戦いが始まる。
◎普通の子 朝比奈 あすか 9時間12分
【内容】
佐久間美保の小学5年生の息子・晴翔が、小学校のベランダから転落して骨折してしまう。わが子はいじめを受けていたのではないか。そう思った美保は独自に真相を探ろうとする。
◎ ムーンライト・イン 中島 京子 9時間 13分
【内容】
職を失い、自転車旅行をしていた栗田拓海は、年季の入った一軒の建物を訪れた。そこには3人の女性がそれぞれ事情を抱えて過ごしていた。
拓海は足の怪我が治るまで、そこにとどまることに。
【自館製作分新刊案内】
⑦ デイジー図書及びテープ図書
◎ クッキー・オーケストラ パンダのポンポン 野中 柊 1時間51分(テープ2巻)
【内容】
表題作の他、サメのサンザと料理の腕くらべをするお話など、おいしそうな食べ物が出てくる全3編を収録。
◎ 逆さ仇討ち 勘当侍と隠居越前 城 駿一郎 7時間21分(テープ5巻)
【内容】
御家人の相良半蔵は、敵持ちの身でありながら、なぜか討たれるためにその相手である戸田幹二郎を追い続けている老侍・長谷川兵庫の助太刀をすることに。岡越前の助けを借りて、戸田が春日部にいることを突き止める。
⑧ 点字図書
◎ 祇園「よし屋」の女医者 2 母子笛 藤元 登四郎 4
【内容】
医師である著者が描く医療時代小説
人助けのために生きる女医者と、魔王流の技を母から受け継ぐ笛上手の舞子。
しなやかで強い心を持った女二人の絆の物語。
◎ 私の備忘録 昭和は遠くなりにけり 松尾 順子 1
【内容】
出会いと別れの人生における忘れがたい思い出を記録することで、生きた証にしようと、意図として生まれた作品。
- その他の新刊図書は「こんにちは日々あれこれ」(点字版)及び「テープ都城」(デイジー版、テープ版)でご紹介しています。
都城市点字図書館へのご連絡は、
【電話】0986・26・1948(FAX兼用) 0986・36・5033(電話のみ)
【住所】 〒885-0077 都城市松元町4‐17
【電子メール】 mkjtenji@circus.ocn.ne.jp
【開館日】 月曜~金曜 【利用時間】 午前9時~午後5時
以上で「霧島ティータイムズ 第464号」を終わります。
