『点訳ボランティア養成講座』(5月~令和8年3月)は“実践編”へ移行しました。
受講生は“基礎編”で習得された点訳知識をもとにパソコン点訳の演習に取り組んでいらっしゃいました(写真)
へ20250924-1024x839.jpg)
『点訳ボランティア養成講座』(5月~令和8年3月)は“実践編”へ移行しました。
受講生は“基礎編”で習得された点訳知識をもとにパソコン点訳の演習に取り組んでいらっしゃいました(写真)
書道レクの時間が大好きなロービジョンのMさん。
今回、ご持参いただいた“書”にしたためられていたのは『皆様方へ』。
「皆さんのおかげで生活や外出もできるし、書道レクも楽しいし、そしてフェイスブックの投稿のお陰でご近所から声をかけられるし…、いろいろお礼を伝えたいけど、用紙に書ききれないから、感謝の気持ちを込めて、皆様方へ」
「はい承知しました。気持ちの諸々は、フェイスブックで書かせていただきますね」
書道レクで、書き上げられたばかりの“書”を、「まずは点字図書館に!」とご持参いただきました。
Mさん、いつもありがとうございます。
来月も楽しみにお待ちいたします。
写真は、Mさん(左)と館長です。
都城市立姫城中学校3年生の生徒さん6名より、6枚のポスターが届きました(写真)
視覚障がい者理解を周知するために作成されたもので、テーマは、それぞれ次の通りです。
・「困っている方への声掛け」
・「意外と知らない点字の秘密!」
・「視覚障がい者に関係のあるバリアフリーマーク」×(2枚)
・「SOSマーク知ってますか?」
・「点字ブロックの上に立ち止まらないで」
6名は、7月に「総合的な学習」での自主学習で視覚障がいについて調査するために、当館の施設見学や、事業の説明、そして視覚障がい者の現況等を学ばれた皆さんです。
訪問後、更にインターネット等で調査をされ、お一人ずつテーマを決めてポスターを作成されたそうです。
パソコンで作成されたもの、手書きのものなど様々ですが、どのポスターからも「見えない方、見えにくい方への理解を深めていただきたい」という思いが伝わってきます。
6名のみなさん、ありがとうございます。
私たちも、もっともっと啓発活動を進めていきますね(館長)
9月20日(土)開催した『見えない方・見えにくい方のための福祉機器展』にご来場いただいた皆さま、ご協力いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
また、同会場に展示しました「手で見る天体図鑑」や、点字新聞で作成したペーパークラフトも、さわって温かいご感想をいただき感謝いたします。
制作者の励みになります。
今後も、このようなイベントを企画してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします(館長)
当館で実施しているデイジー再生機等の操作支援。
対象者は、まったくの初心者から、応用操作の習得をご希望される方まで様々です。
「機械操作は苦手だなあ~」そんな方もたくさんいらっしゃいます。
みなさん、それでもいいんです!
何度質問されても「Don’t worry .(心配しないで)」
当館ではその方のペースにあわせて“個別”に操作指導(操作演習)を実施しております。
ご希望の方は、まずはご連絡くださいませ。
B「お母さんが、よく見えないって困っているので…」
C「最近の福祉機器ってどんな感じ!?」等など…
どなたでもご体験いただけます。
あなたやご家族にとって大切なモノが見つかるかもしれません!
会場で体験してみませんか?
*****
■『見えない方・見えにくい方のための福祉機器展』
〔日時〕9月20日(土) 13時~16時
〔会場〕都城市総合社会福祉センター 2階
〔主催〕都城市点字図書館
〔体験できる機器類〕
・遮光眼鏡 ・拡大読書器 ・暗所視支援眼鏡 ・活字読み上げ読書器 ・視覚障がい者用時計
・小型デイジー再生機「センスプレーヤー」
・靴装着型振動ナビゲーション装置「あしらせ2」 ほか
「あしらせ2」とは靴に取り付け、振動で目的地までのルートや曲がる方向等をナビゲートする装置です。
※『手で見る天体図鑑』や、点字新聞でつくったペーパークラフトの展示会も同時開催いたします。
※ 懇談・休憩スペースも設けておりますので、お友達とのおしゃべり等もお楽しみください。
〔お問い合わせ〕都城市点字図書館(電話0986ー26ー1948)
9月12日(金)、『第39回九州視覚障害者情報提供施設大会』に、当館のボランティアの方々と参加しました〔館長〕
*会場:沖縄県総合福祉センター ゆいホール
◆全体研修会
☆テーマ 「ボランティアの原点に立ち返ろう 点訳・音訳をつなぐ目的」
☆講師
*松田裕美氏(京都ライトハウス情報ステーション 副所長)
*濱﨑雄三氏(大阪市立早川福祉会館点字図書室 点字指導員)
・実例の説明や演習を通して知識を深め、活動の意義を確認し、今後の展望を考える時間となりました。
◆式典
ボランティア表彰が執り行われました。当館より2名の方が表彰されました。
・山下美栄子さん(音訳)
・児玉ひろ子さん(点訳)
「心よりお祝い申し上げます」〔職員一同〕
=写真の説明=
*上段右:受賞者 山下美栄子さん
*上段左:オープニングアクトとして、沖縄点字図書館・全盲の職員による三線(さんしん)演奏と、しっとりとした唄声で琉球民謡が披露され、大会の幕が開きました。
*下段:会場の様子
先日、東京の出版社『読書工房』代表の成松一郎氏が、視察のためご来館されました。
成松氏は、読書バリアフリー実現に向けてご尽力なさっていらっしゃる方で、全国視覚障害者情報提供施設協会の書籍管理事務局として販売窓口も担当されています。
施設見学の後、読書バリアフリーについての情報交換をしました。
公共図書館、学校図書館、点字図書館、出版社等が“読書バリアフリー”をキーワードに連携を深め、読書困難者を支援する取り組みの他、視覚障がい者の方々の社会参加の促進に関する提案などについても協議ができました。
今後も、連携を深めていきたいと思います。
※写真は成松氏です。
読書工房の新刊書籍『弱視者生活いろはにほへと』と『きまぐれロボット <大きな文字の角川つばさ文庫>』を持っていただき、撮影いたしました。
9月11日(木)、福祉体験学習に出向きました。
今回は、高千穂の峰の麓、自然に恵まれた地域にある都城市立夏尾中学校3年生が受講されました(写真)
目的は、点字を通して視覚障がい者への理解を深めてもらうこと。
指導は『都城点訳・音訳友の会』(点訳部)が担当いたしました。
受講された8名の生徒さん全員と、点字に関する疑問へのQ&Aを行いました。
また、点字・点訳の基礎演習では、生徒さんだけでなく、先生方も熱心に取り組まれていらっしゃいました。
この体験が、皆さんの心に残り、見えない方、見えにくい方への配慮や支援が進みますと嬉しい限りです(館長)
誕生日、結婚記念日、思い出の日、なにか嬉しいことがあった日などなど…
“特別な日”に、ご来館される方も少なくありません。
それは、スタッフにとっても嬉しくて、ありがたいことです。
毎年お誕生日にご来館されるTさんが、奥さまと仲良くいらっしゃいました。
「あれっ、お誕生日が明日なので、明日来られると思っておりましたけど…」(館長)
「点字本を読み終わったから、早く次のを読みたいのでね!」とTさん。
前回貸出した図書のご感想を聞かせていただくなど、図書談議に花が咲きました。
1日早い「Happy Birthday(ハッピー・バースデー)」でした。